スマートウォッチで出来ることってなんだろう?そろそろ使ってみたいと考えているあなたにスマートウォッチでできることを見やすく一覧にしました。
メーカー・機種により使える機能は異なりますが、今販売されているスマートウォッチの主な機能だと考えてください。
もくじが主要機能です。
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スマートウォッチでできること22選
時間の確認
基本中の基本。デジタル表示からアナログ表示が選べるのはもちろんですが、一緒に心拍数や歩数計・天気などを同時表示できる機種もあります。多くの機種が端末サイズに合わせたウォッチフェイスを用意しています。
Apple Watchシリーズは好みの画像を複数設定してスワイプで入れ替えたりできます。
アラーム機能
バイブレーション機能でのアラームは非常に認知度が高く鳴ったのに気付かない事はほぼ皆無。
未体験であれば一度腕へのバイブレーションを試してみると実感できます。骨に直接響く感じといえばいいんでしょうか、寝ていてもしっかり気づくことができます。
音が出ないので周囲から悟られないにもかかわらず、自分に対してだけにはしっかり伝えてくれます。電車の乗り過ごし防止や目覚まし時計の代用として利用する人が多いです。
もし音でアラームをかけたい場合はスピーカー内蔵型を選びましょう。
- Galaxy Watch 4 Classic
- Fossile GEN 5E
- Apple Watch 7
通話
スマートフォンにかかってきた着信を腕で知ることが可能。スピーカー&マイク内蔵であればスマートウォッチを介して通話する事ができます。
SIMカードを搭載するAppleWatchのセルラーモデルはスマートウォッチ単体で通話が可能になります。Apple Watchシリーズ以外でもSIMカード搭載しスマートウォッチ単体で通話可能な製品はあるのですが、通信規格が非対応だったり日本国内でサービス終了の近い3G回線だったりと不確かな事がおおいのが現状です。
SIMカード搭載のスマートウォッチをお探しならApple Watchのセルラーモデル一択ですが、月額利用料のかかるSIMカードを利用するならスマートフォンと連携して通話するのが普通の使い方になります。
スピーカー&マイク搭載ならそのまま通話、マイク内蔵のワイヤレスイヤホンがあればよりスマートに会話できます。
メール・LINEの通知や返信
ビジネスシーンや普段使いでの重要ポイント。スマートフォンに届いた通知を腕のバイブレーションで知らせてくれます。スマートフォンを出せない状況下でも時計をチラッと見るくらいは問題ないので使い勝手のいい機能です。
スマートウォッチによりいくつかのパターンに分かれます。
- 通知のみ。
- 送り主とタイトルのみわかる。
- 全文閲覧可能。
- 全文読めて簡易返信が出来る。
- 全文読めて文章作成し返信までできる。
チラッと見て送り主がわかれば重要性の判断がつきますね。機種やアプリのバージョンにより仕様が異なるので購入前にはしっかりとした調査が必要です。基本的にはwatchOS搭載のApple WatchシリーズかWear OS by Google搭載のスマートウォッチを選びましょう。
- Apple Watchシリーズ
- Wear OS by Google 搭載スマートウォッチ
健康管理
スマートウォッチの醍醐味といえば健康管理です。単体なら歩数やランニングの距離・時間などを計測、アプリ連携なら身体データを蓄積していくことができます。
3年前と比べて心拍数が…とか、1年前より睡眠の質が良くなった!など長期間の経過をデータ化すると楽しく習慣化しますね。
健康管理に特化して使うならバンドタイプの Galaxy Fit2 や Xiaomi Mi Band6 がコスパ良くおすすめです。手首を動かしても引っかかること無く、軽量化されていますので装着していることを忘れてしまうほどです。取り外せるものが多く清潔に保ちやすいのもバンド型のメリットです。
- Galaxy Fit2
- Xiaomi Mi Band6
- Fitbit Charge5
脈拍測定
最近のスマートウォッチでは必須の機能になっています。常時心拍計測をしてくれるタイプはアプリとの連携で詳細な健康管理が可能。普段から自身の脈拍数を観察していることで健康への意識が高まります。
心拍アラート
医療機器としての利用は推奨されていませんが、心拍リズムに不整や過度の上昇・低下を検知するとアラートを出してくれます。
- GARMIN fenix6 シリーズ
- Apple Watch(シリーズ3以降)
- Fitbit Charge5
血圧測定
血圧測定できるスマートウォッチは少なくめずらしい機能です。一般的な血圧測定は静脈を圧迫して測定するのですが、スマートウォッチでの血圧測定方法は光学センサーでの血流量と電気信号での心拍数との掛け合わせで算出しています。心拍アラートと同様、医療機器としての利用は推奨されておりません。
主要ブランドであるAppleやGARMINは医療用と誤解が生じないよう現段階ではあえて非搭載なのだろうと考えられます。マイナーブランドであれば血圧測定を謳った商品はでまわっていますので、目安程度であれば利用価値はありそうです。
医療機器認証を取得したオムロン製のウェアラブル血圧計も存在します。製品の枠は血圧計ですが形はスマートウォッチです。オムロン ウェアラブル血圧計 HeartGuide特設ページ
- オムロン HeartGuide
血中酸素濃度測定
コロナ渦から必須機能の仲間入りをしている酸素濃度測定。煙草を吸う方や喘息気味の方は利用価値が高そうです。比較的低価格のバンドタイプでも最新機種には搭載されていることがほとんどです。
スマートウォッチでの酸素濃度測定は医療機器認証を受けていません。あくまで参考として捉え医療機器としての利用は控えましょう。
- Apple Watch(シリーズ6以降)
- Samsung Galaxy Watch(シリーズ3以降)
- Xiaomi Mi Watch、Mi Band6
電子コンパス
電子コンパスにて方位を知ることができます。特に方角は知らなくてもいいという方もいると思いますが、GPS搭載のスマートウォッチの場合バッテリー性能に優位性がでる場合があります。
一般的にGPSオンだとバッテリー消耗が早いのですが、電子コンパスと加速度センサーから移動方向を計測、数秒に1回位置情報を取ることでバッテリー性能を延長化する方法を取り入れているスマートウォッチもありますので電子コンパスは必要な機能になります。
- GARMIN製
- SUUNTO製
- カシオ製
位置情報(GPS機能)
GPS機能付きのスマートウォッチなら単体で位置情報を管理可能。本体にGPS取得機能がなくてもスマートフォンのGPS機能連携でランニングルートの記録ができます。その際はスマホを携帯しなければならないデメリットがありますが、スマートウォッチ自体のバッテリー減少を抑えことができます。
Fitbit Charge5を例に挙げると、常時GPSオンだと連続使用時間が5時間に対し、通常使用ではバッテリー性能が7日になります。
必要な機能ですが、手軽にオン・オフできるか自動制御してくれるスマートウォッチが使いやすいと言えます。
登山やトレッキング中に特化したスマートウォッチならGARMINかSUUNTOがおすすめです。特に 「GARMIN Enduro Steel」はソーラー充電レンズを搭載しGPSモードで最大80時間稼働する優れものです。
GPS性能から選んだおすすめのスマートウォッチがありますので参考にしてください。
高度・気圧測定
高度・気圧計は登山用途に特化したスマートウォッチに搭載されてます。登山のペースが適切であるか、また位置の確認にも使えます。
- GARMIN Instinct、fenix 6 Pro Dual Power
- カシオ G-SHOCK G-SQUAD PRO GSW-H1000
- SUUNTO 9、SPARTAN ULTRA
水深測定
ダイバーズウォッチ系に搭載されています。GARMIN DescentシリーズやSUUNTO D5はスマートフォンアプリと連携しダイビングの記録はもちろん、丈夫であるがゆえ普段使いでも全く問題ありません。
- GARMIN Descentシリーズ
- SUUNTO D5
非接触決済
ご存知の通り電車に乗るだけでなく、コンビニやスーパーでの買い物もスマートウォッチをかざすだけで決済できます。日本国内で便利に使いたいならAppleWatchシリーズが妥当です。GarminPay、FitbitPayなどもありますが使える場所に限りがあるので検討が必要です。
音楽再生
スマートフォンの音楽アプリをワイヤレスイヤホンで聴いている場合、スマートウォッチでは再生や停止など音楽コントロールができます。
それとは別にスマートウォッチ本体に音楽データを保存可能な機種があります。それらはワイヤレスイヤホンとスマートウォッチをBluetooth接続しスマートフォンは介さずに聴くことができるので、最小の荷物で音楽を聴くには最適です。
Spotify、AmazonMusic、iTunesなど音楽アプリをインストールし同期するタイプが主です。
- Apple Watchシリーズ
- Galaxy Watch4、Watch3、Watch Active2
- GARMIN vivo Venu Sq Music、ForeAthlete 745
- HUAWEI WATCH GT 2 Pro
- Fitbit Versa 3
ワイヤレスイヤホンと同期
前項で記載したとおりスマートウォッチ本体にストレージがあり音楽を保存し再生できる端末ならBluetooth接続によりワイヤレスイヤホンで音楽を聴くことができます。
転倒検知
転倒するとスマートウォッチがそれを検知します。設定により緊急連絡先にSOSと位置情報を知らせることができるので緊急時に役立つ機能になっています。
- Apple Watch(シリーズ4以降)
- Galaxy Watch4、Watch3
- Huawei Watch3
手洗いリマインダー
20秒しっかり手を洗うためのリマインダー。実際使ってみると20秒の長さにびっくりします。絶対に「手洗いリマインダー」付きが欲しい!という人はめずらしいですが、あれば嬉しい機能ですね。
ワイヤレス充電
スマートウォッチ本体にケーブルを差し込むのって意外と面倒です。大抵のスマートウォッチは1週間に1度は充電しないといけませんので所定の位置に近づけると磁力で付着し充電できるワイヤレス充電機能は重要です。
- Apple Watchシリーズ
- Galaxy Watch4、Watch3
- Xiaomi Mi Watch
音声操作
Apple Watchで使えるSiriやGoogleアシスタント、Amazon Alexa搭載機種は音声操作が可能です。「3分タイマーをセットして」、「今日の天気は?」、「ランニング開始」など話しかけるように操作できます。
スマートフォンを探す
スマートフォンとBluetooth接続して使用している場合、多くの機種で備わっている機能です。
Bluetooth規格に準じているので約10メートル以内にスマートフォンがありBluetoothがオンになっていれば振動や音を作動させることが出来ます。バイブ音が聞こえればおおよその位置がわかりますね。
スマートフォンのカメラシャッターを押す
リモートシャッターという機能です。離れたところにあるスマートフォンのシャッターを手元のスマートウォッチで押すことが出来ます。集合写真を撮るときや、子供たちの自然な表情を撮影するのに役立ちます。使い勝手はアプリやOSに依存します。
スマートウォッチでできること一覧。まとめ
いかがでしたでしょうか?近年のスマートウォッチはどんどん機能が追加されており知らない機能もあったのではないでしょうか?改めて「スマートウォッチで何ができるのか」の答えをまとめると以下のようになります。
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もし自分にピッタリのスマートウォッチをお探しなら次は使いたいシーンを想像してみてください。
- スマートウォッチをかざしてタッチ決済を使いたい。
- 身体データを記録して健康管理したい。
- 登山中にルートトラッキング・高度・方位・気圧をスマートに確認したい。
- ダイビング中に水深・ダイビングルートの記録を残したい。
登山で使いたいのにGPS機能がない、スイミングで使いたいのに防水性能の低い、ビジネスシーンで使いたいのにスマホ連携が弱い。そんな製品を買っても失敗してしまいます。
使用用途にあったスマートウォッチを見つけるには、選び方が重要だということがわかると思います。あなたにピッタリのスマートウォッチを探すなら下の記事を参考にしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。お気に入りのスマートウォッチを身につけると日常が一段階楽しくなります。あなたにとってのベストアイテムが見つかるといいですね!