総評
5,000円のコストに見合った多機能なイヤホン。深青カラーが他イヤホンとの違いを見せてくれるが中身(音質)コスパ重視のイヤホンと同等。外音取り込みが使えるので駅ホームや町中で周囲の危険に気付きやすい。
40/100pt
※評価基準はこちら
Baseusブランドからワイヤレスイヤホン「SiMU S1 Pro」が発売されました。
ケース&ボディには深海を思わせるダークブルーを纏っており沸々と期待させる物があります。
1万円以下のワイヤレスイヤホンでANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載しワイヤレス充電にも対応の 「Baseus SiMU S1 Pro」 。実際に使用感や音質を確かめながらレビューします。
スペック的には2万円クラスですよ!
期待値高そうね!
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
- 外音取り込みモード搭載
- 本体込みで最大28時間のバッテリー
- 一段高い防水性能(IPX5)
- Bluetooth5.2の安定接続
- マイク内蔵で音声通話に対応可能
- 本体がワイヤレス充電(Qi規格)に対応
- 約6,000円の中価格帯
イヤホン価格帯の目安
本記事では0.5~2万円の価格帯となる 「Baseus SiMU S1 Pro」をレビューしています。
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Baseus は中国深圳市に拠点を置き「Base On User」というブランドスローガンを掲げ、ユーザー視点から美的価値と実用価値の双方を高めた製品を提供しています。
ユーザー需要を継続的に満たすためにスマートフォンアクセサリー、オーディオ、照明、自動車アクセサリー、充電器など複数のカテゴリ製品を開発し生産しています。
Baseus SiMU S1 Pro のレビュー
ダークブルーはビジネスシーンにはまる
落ち着いたダークブルーが大人の男にはまる色味です。 「Baseus SiMU S1 Pro」 は防水性能がよくあるワイヤレスイヤホンのIPX4と比べIPX5と一段階高くなっています。
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響が無い」と位置づけられています。強めの雨で使用しても無害というレベルです。温水や水中には適していません。
片耳3.6gが公式スペックですが実際は4.0g(中サイズイヤーピースの分?)。ボディがやや大きく感じますが独特な丸みが耳にフィットし落下の心配はありませんでした。
ケースは本体込みで45.4g。手のひらにすっぽり入ります。
重厚感のある外観イメージですが実際手に持つと結構軽い。蓋を開けるとプラスチック感あり。
Suicaカードと比較すると下図のような感じです。カバンに入れても邪魔になりません。
ケース収納時はマグネットで付着しており逆さにしても大丈夫。 ケース背面は真っ直ぐなめらかで、ヒンジ部がフラット。
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ANC(ノイズキャンセリング)機能は普通レベル
「Baseus SiMU S1 Pro」6,000円以下で買えるローコストながらANC(アクティブノイズキャンセリング)機能がついています。
ANC機能ですがエアコンのボーッというノイズを半分くらいに抑えてくれました。トーンの高い女性の話し声は結構聞こえます。正直な感想だと「一応ノイズキャンセリング機能が付いているんだな」といった程度でした。
耳栓のように静かにはならないね。
逆によかったのが、ASM(外音取り込みモード)。気にしていなかったマウスのカチカチ音や周囲の環境音をしっかり拾い耳元で聞こえます。背後から近づく車にもちゃんと対応できます。
音質はバランス良いタイプ
実際に音楽を聴いてみた感想は、「音域を強調する特徴はないがバランスの良くどんなタイプの音源でも楽しめる。」
高音域 | ベースとドラムに重なっていると解像度が低下する。 |
低音域 | 迫り来る強さは無くややこもっている。 |
ボーカル | ボーカルメインの曲がバランスよく楽しめる。 |
立体感 | 奥行きと広さを感じられた。 |
音質コーデックはSBC/AACに対応。apt-Xは非対応ですので高音質を求める方よりカジュアルに音楽を楽しみたい方向けです。
音質コーデックってなんだ・・・?
Bluetoothで音を転送する際の音声圧縮形式のことで 、音質に大きく影響します。
イヤホンと再生端末両方が対応していないといけません。
SBC | 標準的音質。 圧縮率高め。 無音時のノイズあり |
AAC | 中音質。 圧縮率高め 。 iPhoneユーザーおすすめ。 |
apt-X | 高音質。 圧縮率低め 。 音質重視の方におすすめ。 |
大きいけどフィットするイヤホン本体
ボディが大きくフィットしづらそう。と思いきや絶妙に耳穴にフィットし、ギュッと押し込みやすい形状。なので全く落下の心配はありません。
結局、強く押し込めるから落ちにくいんだね~
音声通話は相手側にとって若干聞きづらい
「Baseus SiMU S1 Pro」は音声マイク搭載です。実際通話すると相手側の音声はよく聞こえます。
通話相手側からすると若干遠くで話している印象です。こちらが「Baseus SiMU S1 Pro」を使っている場合、意識して大きめの声で話してあげないと相手は聞きづらいです。
スマートフォンとペアリング中の着信通知はいったん音楽が停止した後、イヤホン内に着信音が流れます。
タッチ操作 | 動作 |
---|---|
着信中 左右:2回タップ | 電話に出る |
着信中 左右:長押し | 着信拒否 |
通話中 左右:長押し | 電話を切る |
タッチセンサーでは音量調節できませんでした。
誤タッチさせないタイプの操作感
「ポン・ポン」と2タップで再生・停止ができます。
1タップだと耳に押し込むとき反応するので2タップ再生は僕にとって嬉しいです。
音声通話の欄でもお伝えしましたが、イヤホン単体で音量調節ができませんのでデバイス側で調整する必要があります。
感度は特に問題無し。
タッチ操作 | 動作 |
---|---|
右:2回タップ | 再生・停止 |
右:3回タップ | 次の曲 |
右:長押し | →ANC ON →ANC OFF →ASM ON※ |
左:2回タップ | 再生・停止 |
左:3回タップ | 頭出し・前の曲 |
左:長押し | →ANC ON →ANC OFF → ASM ON※ |
1回タップ操作が無い。
コレ実は誤タッチしないから使いやすいよね!
防水性能は雨なら問題なしのIPX5
防水性能は0~8の9段階のうち5番目です。
外出時に強い雨が降られても問題ないレベル。
防塵性能はありませんでした。砂浜などでの利用は控えた方がよさそうです。
ワイヤレスイヤホン初心者におすすめ!
約6,000円は低価格帯~中価格帯の間です。
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
- 環境音取り込み機能
- 一段高い防水性能(IPX5)
- Bluetooth5.2の安定接続
- ワイヤレス充電(Qi規格)に対応
コストはかけずに一通りの機能を試してみたい!「Baseus SiMU S1 Pro 」はそんなあなたにオススメできるイヤホンです。
音質にこだわるならapt-X対応かつNC(ノイズキャンセリング)機能搭載の「YOBYBO ZIP20」がおすすめです。
≫【レビュー】クラウドファンディングから登場!「YOBYBO ZIP20」はapt-X対応かつノイズキャンセリング搭載のワイヤレスイヤホン
ペアリング設定手順
初使用時のペアリング手順は簡単1分!
ケースの蓋をスライドするとペアリングモードに入ります。
ペアリングモード中にスマートフォンのBluetooth設定に入ります。
スマホのBluetooth設定
「Baseus SIMU S1 Pro」→「ペアリング」と選択。
これで終了!
スマホのBluetooth設定
ペアリング済みになった「Baseus SIMU S1 Pro」を選択すると使用する機能を選ぶことができます。
次回からは 「Baseus SiMU S1 Pro」をケースから出すだけで自動ペアリングしてくれます。
- デバイス本体からBluetoothをオフにする。
- イヤホンが自動でペアリングモードになる。
- 他デバイスのBluetooth設定で接続する。
Baseus SiMU S1 Pro の概要
基本スペック
イヤホンタイプ | カナル式 |
最大再生時間 | 本体 7時間 本体+ケース 28時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ワイヤレス機能 | Bluetooth5.2 |
ノイズキャンセリング | あり |
外音取り込みモード | あり |
内蔵マイク | あり |
重さ(測定値) | 4.0g(片耳) 45.4g(本体+ケース) |
防塵防水性能 | IPX5 |
充電方法 | USBType-C Qiワイヤレス充電(ケース) |
価格帯 | 約6,000円 |
詳しいスペックはこちら
対応プロファイル | ー |
バッテリー容量 | 40mAh |
充電時間 | 1.5時間 |
ワイヤレス充電時間 | 2時間 |
ドライバーサイズ | 10mm |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
ワイヤレス通信範囲 | 10m |
インピーダンス | ー |
感度 | ー |
技適マーク | あり |
IPX5、Bluetooth5.2、ワイヤレス充電、ANC、外音取り込み、約6,000円と強みがいっぱい!
結構凄いんじゃない!?
梱包物
- 外箱
- 本体ケース
- 左右ワイヤレスイヤホン(イヤーピースM)
- イヤーピース4個(S・L)
- 充電ケーブル(USB Type-A ↔USB Type-C)
- 取扱説明書
USBType-Cで充電する機種も増えてきて嬉しいです。
そして「Baseus SiMU S1 Pro」はワイヤレス充電(Qi規格)に対応しています。6,000円以下と思えない機能充実ぶりです。
Baseus SiMU S1 Pro のレビューまとめ
価格的には中堅クラスの約6,000円でノイズキャンセリング搭載ワイヤレスイヤホン 「Baseus SiMU S1 Pro」 の実機レビューでした。
お手頃価格で機能を詰め込んだ実用的なワイヤレスイヤホン!
Baseus SiMU S1 Pro の絶賛ポイント
- USB Type-Cでもワイヤレスでも充電できる。
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能が付いている。
- 外音取り込みモードが付いている。
- マイク内蔵で通話が可能。
- Bluetooth5.2対応。
- IPX5で雨を気にせず使える。
- 約6,000円と価格が手ごろ。
- 深い青のケース&ボディが魅力的。
Baseus SiMU S1 Pro の残念ポイント
- ノイズキャンセリング機能が弱い。
- apt-Xコーデック非対応。
- イヤホン単体で音量調節ができない。
- 音質に特徴が無い。
コスパ良く機能豊富なワイヤレスイヤホン!
高くないから買って後悔はないね。
最後にもう一度「Baseus SiMU S1 Pro 」の特徴をお伝えします。
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
- 外音取り込みモード搭載
- 本体込みで最大28時間のバッテリー
- 一段高い防水性能(IPX5)
- Bluetooth5.2の安定接続
- マイク内蔵で音声通話に対応可能
- 本体がワイヤレス充電(Qi規格)に対応
- 約6,000円の中価格帯
以上でレビューは終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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